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2003年7月31日(木)■ FUNKY WEB ■ 大福:生後469日目 | ||
テレビのニュース番組でも犬関連のことがよく特集で取り上げられているし、犬雑誌の創刊も多いようだ。それに加えてアイフルのCFでチワワのクーちゃんの大ブレイク?などもあり、マスコミ的には「空前のペットブーム」らしい。 そのブームに便乗してか犬に関する店舗の数も多いようだ。ペットショップ、グッズショップ、そしてドッグカフェ・・・それらのガイドブックのような本もたくさん発売されている。 大福がお世話になっている『FUNKY』はneo DogCafeと自ら言うだけあって、犬に対する姿勢というものを他所のドッグカフェよりも強く打ち出しているように思える。オフィシャル・WEB サイトも立ち上がり、いよいよ本格的に活動開始かと期待度は高まるばかりだ。 |
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2003年7月30日(水)■ 食への執着心 ■ 大福:生後468日目 | ||
他所の犬のことはあまり知らないが、飼い主さんの話などを聞くと大福はあまり食に対しての執着心がないのではないかと思ってしまう。 散歩で他所の飼い主さんにご褒美やオヤツをいただく場面でも大福は他所の友達犬たちとだいぶ違って謙虚のように思えてしまう。中には、錠剤の薬でさえ「待て」させて「ヨシ!」で服用できる子もいるというから驚いてしまう。 大福は家でも私たちが食事をしている食卓に付ききりでもないし、「頂戴、頂戴」とおねだりすることもない。わずかに自分の食事の用意をしてもらっていることは分かるようで、その時だけは入ってはいけない台所のラインをかなり大幅に入り込んで食事の準備途中の手元をジッと見上げている(※写真の上にカーソルを)。 犬の食に対する執着心は、躾けをする上での重要な道具?となることも多いらしいので、大福の場合もそうなのであろう。しかし、他所の犬たちに比べると効果度は低いのではないだろうかと思ってしまうほど食に対する執着心は自分が思っていた犬のイメージのそれとは違う。 |
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2003年7月28日(月)■ ハゲとターニング・ポイント ■ 大福:生後466日目 | ||
昨日、夕方の散歩で友達犬といつものように遊んでいた時、ちょっとした弾みで相手の犬の歯が大福の身体の肉をえぐってしまったのだ。世の中的には「噛まれた」とか「咬まれた」ということになるのだろう。 でも、個人的には「被害に遭った」という気がしない。こんな経験をして初めて思うことだが、犬同士のじゃれ合いからのアクシデントはまさに「アクシデント」であって、どちらも「加害者」であり、どちらも「被害者」という気がしてならない。もちろん全ての場合が同じではないのだろう。自動車の事故のように比率というものがあるのかもしれない。もしあるのなら、今回の場合は5:5という感じだろうか。むしろ、こちらがノーリードであったから比率を考えるとこちらに非があるのかもしれない。 昨日、事故?があった後も大福はその友達犬と続けて遊んでいたし、別れた後も他の友達犬と追いかけっこをしたりしていつもどおり元気だった。だから大福が負傷していることは夜寝る前まで気がつかなかった。寝る前に家内が大福を触っていたら後肢上部にかさぶた感触があることに気づいた。よくよく見ると赤く裂傷を起こしていたので、アレ?と思ったのだ。実際、その時はまだアレルギーの発疹なのか傷なのか分からないぐらいだった。 今朝、消毒を兼ねてシャンプーしてもらおうと思ったところ医者に診てもらったほうが良いというアドバイスを受けて慌てて獣医院に行ったほど呑気な飼い主だった。 獣医院では咬まれ傷と診断され、すぐに剃毛。大福はハゲになってしまった。そして注射で大泣き、続いて患部の消毒でさらに大々泣き。身体を押さえていて可哀想になってしまうぐらい泣いていた。 今回のアクシデントで思ったことは、今回は咬まれた側だったが、いつ何時反対の立場になるか分からないということだ。いたずらの「甘咬み」であっても身体の大きさが違う場合、相手が受けるダメージは大きく違ってくることだろう。 それを考えると、遊んでいる姿が楽しいからと自由に遊ばせていることに大いに疑問を持ってしまう。もしかすると今回の出来事は自分にとってターニング・ポイントになるかもしれない。大福が痛い思いをしてまで大きな意味を投げかけてくれたのだから、いくらアホな飼い主であってもココはひとつ真剣に考えなくてはならないだろう・・・。 大福のハゲは、巻尾の巻き方を反対にすると見事に隠れることに夕方の散歩で気づいた(※下の写真にカーソルを)。 |
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2003年7月26日(土) ■ ちょっとお姉さんな大福 ■ 大福:生後464日目 | ||
早速一緒に遊んだのだが、「遊んだ」と言うよりも見ていた感じでは「遊んであげている」という風に見えた。大福は自分からお腹を見せて噛み噛み遊びを誘ったり、向かい合って噛み噛みし合っていた(※写真の上にカーソルを)。 噛むといっても、その噛みかたは優しいもので首辺りに歯を当てたりして手加減しているようだった。噛み噛み遊びの後は追いかけっこ。一生懸命に遊んであげている大福はすっかりお姉さん犬になっていたのでちょっとばかり驚いてしまった。 犬の遊びは犬が犬に教えるとも聞く。大福も先輩犬達に身体で教えてもらったし、自分自身も身体で学習したのだろう。そして、今度は自分が教える立場になったのだろうか。今日の大福はとても頼もしく見えた。 というこわけで『大福の仲間たち9』に「ゴンタ♂」を追加。 |
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2003年7月25日(金) ■ ニューフェイス ■ 大福:生後463日目 | ||
追いかけられる大福はとにかく逃げ回るが、敷地内を小さくそして大きく、とにかく円を描くようにグルグルと周る。友達犬はつられて大福を追いかけるから一緒にグルグル周る羽目となる。 特に教えたわけでもないのに遠くまで行ってしまうことなく敷地内で遊ぶ大福はエライなどと言われ、友達犬の飼い主さんたちからはけっこう重宝がられていたりもする。 しかし、今日まで安全であっても明日も安全である保証などあるわけない。何かの音とかに反応して暴走してしまう可能性も秘めているわけだ。 ノーリード・・・この問題はいつも大きく圧しかかってくる。いくら広い敷地内といえども安全とは言い切れない。分かっちゃいるけど・・・。 今朝は、ニューフェイスの友達犬ブラウニちゃんと遊んだ(※写真の上にカーソルを)。 というわけで『大福の仲間たち9』に「ブラウニ♀」を追加。 |
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2003年7月24日(木)■ 我が家の禁煙宣言 ■ 大福:生後462日目 | ||
そもそも喫煙する人が煙草を吸う時に「煙草吸ってもイイですか?」と尋ねる時がある。尋ねられて「いいえ、ダメです」とは答えられるわけがない。吸うか吸わないかぐらい自分で決めろよといつも思っていた。こんなナンセンスな許可願いをすることで自分は喫煙家としてマナーがあるとでも思っているのだろうか。ハッキリ言いましょう、それ勘違いです。 今朝は雨の中の散歩はだったが大福は大はしゃぎだった。大福が大好きな『FUNKY』のオネエサンが近所の美容室に来る前に大福の散歩に付き合ってくれたのだ。思いがけずのゲストに大福のテンションは上がってしまい海の公園で水溜りに入って遊んでしまいビショビショ。こうなりゃどうでもいいやと海辺にも連れて行ったらここでも爆走していた(※写真の上にカーソルを)。昨日、シャンプーしたばかりなのに朝から水まみれ泥まみれになってしまった・・・。 |
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2003年7月23日(水)■ 束の間の縁 ■ 大福:生後461日目 | ||
実は、21日(月)の夕方の散歩の時に近所のファッションモールの芝通行路に仔猫が横たわっていた。明らかに死んでしまっているようだったので、片付けだけでもしようかなと近寄ったら、かすかに息をしていた。一瞬固まってしまった。驚いたという気持ちよりも面倒なことになったなという気持ちのほうが強かった。 大福は後退りして体を硬くして怯えているようだった。思うにあの怯えようは小さな命の終わりを予知していたからなのではないだろうか。 結局、何もできず(何もせず)他の誰かが気づかないだろうかとじっと見ているだけだった。しばらくして清掃の若い男性が来て仔猫に気づいてくれた。彼は掃除道具をその場に置いて走り去りすぐに小さな箱を持って戻って来てくれた。小さな命がその後どうなったのかは知らない。 迷い犬に関わったり、里親探しを手伝ったりして正直言うと何も良いことなどなかった。二度と関わりたくないと思ったほどだ。そんな思いもあって黙って見ていただけだったのかもしれない。 近所の公園に棲みつく野良猫に無責任に餌を与えている人たちがたくさんいる。何でこういう場面で現れないかなぁとつくずく思ってしまった。 写真は、いつも行く花時計の公園のまさに花時計の丘でのやる気満々の大福。 |
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2003年7月21日(月)■ 犬と病院 ■ 大福:生後459日目 | ||
しかし、病院の選び方は飼い主にとって非常に重要なものだと思う出来事があった。 あるフレンチブルドッグの幼犬♂が椎間板ヘルニアという診断を受けた。しかも背骨が3つくっついてしまっているほどの重病で手術も難しく完治も難しい。しかも手術費用も相当かかるという獣医師からの話だったという。 ところが同じフレブルの飼い主さんが主治医にその話をしたところ、フレブルには同様の背骨の子が多いという話だったいう。しかも背骨が3つもくっついてしまうような椎間板ヘルニアならとても普通には歩けないはずだとも。遺伝的に体を縮めて造られているフレブルの特性とも言えるらしい。このことを知らない獣医師なら誤診もありえるとも言っていたらしい(知らない獣医師がいるのも恐いが・・・)。 結局、前十字じん帯の断裂という診断で手術の成功率は90%強。手術自体も難しくはないものとのことだったようだ。 こんな話を聞いてしまうと愛犬の病院選びには慎重になってしまう。誤診断をした動物病院を利用している町内の飼い主さんが多いのがとても気になるところだ。先日も友達犬が画びょうを呑んだ疑いがあって、その病院に行って診断を受けた。獣医師に画びょうは呑んでも大丈夫と言われたそうだ。それが正しいのかどうかも疑わしくなってきてしまった。 本当に画びょうは呑んでも平気なのか?しかもレントゲンには写らないとも言われたそうな・・・。 写真は、今日の話にちょっと関係のある3人衆の練り歩きである。 |
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2003年7月20日(日)■ 叱られた大福 ■ 大福:生後458日目 | ||
花時計の公園でお母さんに抱かれた赤ちゃんが大福を触りたがっていたので、大福を抱きかかえて触らせてあげた。そして地面に降ろされる時、気が急いたのだろう腕の中で大暴れした。元々、抱かれたりするのは好きではないようだが、あまりに暴れたので落ちては危ないと思いゆっくり降ろそうとしたら私に向かって吠えた。飼い主に向かって自我を通そうと吠えるなんてとんでもない。大福の首根っこを掴まえて芝生の上に投げ飛ばした。大福は芝生に叩きつけられて尻尾を伸ばしてへっぴり腰で逃げた。 可哀想だが仕方がないと思っている。犬の服従心、それは恐怖心と同居するものだと思っている。とは思っても大福が恐怖におののいて私に謝ろうと媚を売る姿を見るとひどいことをしたと後悔の気持ちで泣きたくなってくる。問題は叱った後の気持ちの切り替え方だとドッグカフェ『FUNKY』のマスターにアドバイスされたことがある。飼い主が引きずっていると犬もずっと気にして心落ち着かないとのことだった。今日も叱った後、無理してテンションを高くしてフリスビーで遊んだ。大福も一生懸命に遊んでくれた。家までの帰り道、いつもよりもたくさん話しかけながら歩いた。家に帰ってからも大福はいつもより私にベッタリくっついていたようにも思えた。 |
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2003年7月19日(土)■ 3ショット写真 ■ 大福:生後457日目 | ||
今日は朝から病院に行った。朝の散歩のメインは採尿。毎度のことながらトレイを持って大福のお尻を追いかけまわす。早々と採尿できて軽く散歩。ネットの犬仲間・テツ夫くんのまひさんの家が獣医院の近くということで獣医院で待ち合わせした。 今日の大福の病院でのメニュー?は、尿検査、痒い痒いの診断、8種混合ワクチン接種、そしてフィラリアの薬をもらって、フロントライン買って、処方食買ってとまさにフルコース。注射があるのでまひさんは応援というところか。まひさんからお土産のプーさんの人形をいただいたが、大福は診療前で緊張していたようで今イチぬいぐるみに集中できないようだった。 尿のPH値は6.0。少し結晶が見られたが許容内ということ。注射で大泣きするかと思いきや頑張って泣きもしなかった。看護婦さんにご褒美のおやつをもらって大満足。 病院が終わって、まひさんも一緒にドッグカフェ『FUNKY』に。先月末に大福の写真を撮ってくれた写真家の佐藤伸子さんから作品が出来上がったとのことで待ち合わせしていたのだ。 佐藤さんは写真家というよりもフォト・アーティストといったほうが良いだろう。1枚の写真を作品として仕上げるのではなく、数枚の写真を重ねたりして加工を施すスタイルの作品を作る人だ。上の写真はオマケでいただいた初めて3ショット写真だが、これも佐藤さんならではの加工が施されている。 個人的に彼女の作品を見て思うことは、グスタフ・クリムトやエゴン・シーレの絵のような耽美な世界を感じることができるということだ。何というのだろう空気中の気泡を感じることができるのだ。この表現は彼女にとっては嬉しくないことかもしれないが、私としては珍しいタイプのアーティストでお気に入りである。 出来上がった大福を被写体にした作品はまた改めて見ていただくが(サイズ的にスキャンできないので)、我が家の壁に早速飾らせてもらった。我が家の大福コレクションがまた1点増えた。 |
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2003年7月18日(金)■ 浴衣で練り歩き ■ 大福:生後456日目 | ||
大福のお友達の小学生も可愛い浴衣を着て集まっていた。大福もここぞとばかり義理母上に作ってもらった浴衣を着て町内を練り歩いた。早速、小学生達に出会って「浴衣の集い」とあいなった(※上の写真にカーソルを)。 久しぶりの雑踏にちょっとタジタジ気味の大福だったが、すぐに慣れて辺りの景色を見ながら歩くほどの余裕をかましていた。仔犬の時から雑踏の中を一緒に歩いたことは大福や私達の世界を広げる意味では良かったのかもしれない。 祭りの中を練り歩くと模擬店に並んでいる大人や子供たちからの注目度は高く、さかんに「可愛い〜」の声が聞こえてくる。バカ親がニンマリしてしまう瞬間であった。カメラ付き携帯電話で写真を撮ろうとする人もたくさんいた。大福はその度に、お座りをしてサービースポーズでカメラを見上げていた(※下の写真にカーソルを)。 途中、浴衣を着ているMダックスに出会った。聞けば、以前ドッグカフェ『FUNKY』で出会ったことがあるアリスという子だった。ちゃんと覚えてなくてごめんなさい! 朝からアチコチ出歩き続きだった今日の大福、家に帰って食事を済ませた後は、爆睡王選手権状態でグッスリと眠っていた。町内での大福の知名度の高さを再認識した町内のお祭りであった。 |
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2003年7月17日(木)■ 新しいドッグカフェ ■ 大福:生後455日目 | ||
昼過ぎに到着したら店内は満員でかろうじてテラス席が空いていた。特に宣伝もしていないようだったからオーナー関連の人たちなのだろうか。 カフェとトリミングとドッグランが設備されていた。カフェは会員制ではなく着衣も必要なしだった。ドッグランは天然芝だが根付きがまだ良くないとのことで8月1日オープンとのこと。ドッグランは会員制で入会金2000円、月会費が3000円で使い放題とのこと。他にも6ヶ月有効で6回使用可で4000円というシステムもあった。トリミングのほうは見てこなかったのでちょっと分からない。 店員さんが「今日は初日でバタついているので、不手際申し訳ありません」といきなりエクスキューズされてアララララだった。B.L.T.サンド(750円)とソーダ水、ビール、大福に豆乳ヨーグルト小(100円)を頼んだ。B.L.T.はちょっとイメージと違っていたが味は可もなく不可もなく。ソーダ水やビールももちろん可もなく不可もなく(ストローは付いていなかったが)。大福の豆乳ヨーグルトも可もなく不可もなく・・・結局、この可もなく不可もなくというのが店全体にもいえる印象だった。 オーナーらしき女性が接客していたがこれはちょっと問題ありだった。フレンドリーと慣れ慣れしいを完全に履き違えているタイプだった(あなたは私の友達か!?)。この女性、大福を少し触って「シバケン」と言っていたが、私としては犬で商売している人間が柴犬を「シバケン」と呼ぶことはちょっと許し難い。柴犬は「シバイヌ」だろうに。偏屈者としては、こういうところで犬を愛しているのかそうでないのかを判断してしまうのである。犬で商売するなら犬にちゃんと敬意をはらうべきだと思うのだ。 交通渋滞という大ハンデを乗り越えてまで、この店に再び行くかどうか今のところまだ未定である。 家内が言っていたがちょっと変わったトイレだったらしい。 『大福の仲間たち9』に「虎太郎♂」を追加。 |
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2003年7月16日(水)■ 犬も飼い主も群れ ■ 大福:生後454日目 | ||
飼い主同士のコミュニケーションのキッカケのほとんどは犬であることが多いだろう。少なくても私の場合、大福がいなければ町内の方との付き合いはまずなかっただろうからキッカケが大福であることは間違いない。 しかし、犬仲間のほとんどの方は女性なので私としては変な意味ではなくて距離感が難しい。 幸い、大福は今のところ社交的で皆さんに好かれているようなので(勝手な思い込みだが・・・)私も図々しくお仲間に入れてもらっている。 犬が群れの動物であるように、飼い主もそれにつれて群れ行動になる傾向があるから面白い。それでも派閥というまでにはならないのは犬を媒体にしているからなのかもしれない。あくまでも主役は犬ということなのだろう。犬は人間関係をスムーズにさせることもギクシャクさせることもできるから面白い。これからも空気を読みながら大福のために仲良くお付き合いさせてもらいたいと思っている。 久しぶりに大福とサッカーボールで遊んだ。大きなボールなのに体に当たることを恐がりもせずに一生懸命遊んでいた(※写真の上にカーソルを)。 |
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2003年7月15日(火)■ ちゃんとしようよ・・・■ 大福:生後453日目 | ||
ところが今日、見てはいけないものを見てしまった。店員が販売用の仔犬の爪切りをしていたのだが、何と!爪切りハサミを反対に持って爪を切っていたのだ。他の店員に注意したらコソコソと慌てていた。爪切りハサミの正しい持ち方なんてどんな犬の入門書にも載っている。自分で爪切りもしない私ですら反対かそうでないかぐらいは知っている。こら!店員、お前は素人以下か? 思えばこの店、以前から「?」と思うようなこと度々があった。販売用の犬が食糞しているのをその犬のゲージの前を何度も通っているのに気づかないので注意したこともあった。商品の値段も把握してもいないことも多い。レジ打ちに時間がかかりすぎる・・・一度疑問を持つとこんなことばかり思い出されるから商売は恐い。 個人のホームページは影響力が小さいといえ、このようなことをインターネット上に載せることは営業妨害にもなるかもしれない。しかし、犬を始め命あるものに関わる店舗やプロの人間であれば、それに関わることの大事さや責任を認識すべきである。従って、店舗やスタッフもリスクを持って命あるものに関わらなくてはならないのではないだろうか。 さて、嫌な話はこのぐらいにしてと。 大福の住む町内は狭いながらも数多くの友達犬が住んでいる。純血種が多く、しかもそのほとんどは洋犬たちだ。そんな環境の中だが柴犬もけっこう住んでいて大福を含めて10数頭はいるみたいだ。しかし、柴犬同士で集まることはあまりない。日本犬ゆえに気性難?の傾向でもあるのだろうか・・・。 先日、町内の柴犬ではないが久々に3人の柴犬が揃う珍しい写真が撮れた(※写真の上にカーソルを)。上右側は大福の仲間たち7」にも登場しているモモタロウくん、左側は名前を聞くのを忘れてしまった(ごめん)。我が道を行く柴犬・・・大勢で集まる機会に出会いたいものである。 |
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2003年7月13日(日)■ 本物はどれだ?■ 大福:生後451日目 | ||
ゴルフボールの大きさに実はちょっと危険かなという思いはある。一度、大福がゴルフボールで遊んでいたら友達犬がやって来てガウガウ遊びになったことがある。その時、ゴルフボールをクチから放してしまった。後で拾おうと思っていたが、結局探しても発見できなかった。 もしかして飲んだ?と思い、レントゲンでも撮ってもらおうと慌てて獣医師に電話をしたことがある。その時の獣医師の言葉は「ゴルフボールですよね?で、大福ちゃんですよね?んん〜(と電話口で笑いをこらえているようだった)もしも、大福ちゃんがゴルフボールを飲み込むとしたら相当苦しいはずで、かなり七転八倒しないと飲み込めないと思いますが・・・」とのことだった。 この時は、かなり恥ずかしかった。しかし、早々に電話を切ったものの家に帰ってからも大福のお腹を触ったりしてゴルフボールを探してしまうほど心配してしまったことがある。 そんな心配をよそに懲りずにまだゴルフボールで遊んでいるから困った飼い主である。 今朝、またゴルフボールで遊んだが、投げたゴルフボールを追いかけて茂みの向こうに行った大福がちっとも戻って来ない。おかしいなぁと思って茂みの向こうに見に行って驚いてしまった。大福が困惑して固まっていたのだ(※写真の上にカーソルを)。 犬の人生にもいろいろなことが起きるものだと痛感した。 |
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2003年7月12日(土)■ ダブル匂い付け ■ 大福:生後450日目 | ||
昨日、尻尾が下げて不思議な行動をした海の公園に行ったら今日はいつもと変わらず元気に遊んでいた。いったい、昨日の行動は何んだったのだろうか・・・。 雨は夕方になっても降らずちょっとラッキーと思い、花時計の公園に。ちょっと外れた広場でいつも海の公園で出会うM・シュナウザーのサスケくんと会った(大福の仲間たち6参照)。 サスケくんは大福よりもお兄さんだ。ほぼ毎日と言っていいぐらい夕方の散歩で出会う。しかし、一緒に遊ぶことはあまりない。というのはサスケくんは他の友達犬が一緒にいるといつも他の子に大福と遊ぶのを譲ってしまうのだ。 そのサスケくんと今日はマンツーマンで遊んでもらった。たまに大福と遊んでいる時にも思っていたがサスケくんは走るのが速い。ちょっと意外な感じがするほど速い。大福も意外なのか本気で走り回っていたが、追いつかれてゴロゴロ転がるシーンが何度もあった。けっこう長い時間2人でガウガウしていたが、飽きたのかしばらくするとお互いに狭い広場を探索。何を思ったのか全く別な場所で匂い付けを始めた(※写真の上にカーソルを)。いったい何の匂いがするのだろう。大福だけでなくサスケくんもするのだから、ちょっと安心したような困ったような複雑な思いであった。 犬の不思議は増すばかりである。 |
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2003年7月11日(金)■ 尻尾はクチほどにモノを言う ■ 大福:生後449日目 | ||
今朝の散歩は町内に車を停めて海の公園からスタートした。軽く一走りしていつものように海の公園に向かった。最初の異変は幕張メッセに向かう道に架かる橋の上で起こった。 大福の尻尾は柴犬の典型でもあるいわゆる巻尾だ。尻尾の付け根が真上のほうに向いている。そして巻いているのでいつもお尻の穴が丸見えだ。 犬が怯えたりすると尻尾が股間の中に入ってしまうことがある。しかし、大福たち柴犬はほとんど尻尾を巻き込むことはない。ただ付け根の部分がふだんの真上から平行に近くなる(※写真の上にカーソルを)。しかし、尾は巻いているので巻尾の位置が背中からお尻のほうに少しばかり移動する(※写真の上にカーソルを)。そしてそのせいでお尻の穴が少し隠れるようになる。 今朝、大福は橋の上でその姿勢になってしまった。そして、耳が緊張気味に後ろ向きになり左耳はキョロキョロと動いていた。何気に歩き方も姿勢を低くして抜き足差し足・・・という感じだ。顔もキョロキョロと落ち着きがない。 橋を渡って日本庭園の近くに来ても挙動不審の行動は続く。そして仕舞いには立ち止まってしまった。あきらかに様子がおかしい。「どうした?」と声をかけても人の顔を見ようともしない。どうするだろうと私も立ち止まって様子を見ていたら、スタスタと逃げるように帰り道(家のほうに)のコースを辿ってしまった。 やがて町内の公園に戻ってきたあたりから、尻尾はいつものようにまた元気な巻尾に戻った。しかし、朝のウンチをしていなかったので花時計の公園のほうに行こうとすると、やはり足どりが重くなってしまった。仕方がないので行くままに任せてみたら、Uターンして車が停まっている位置まで戻ってしまった。 いったい大福は何を感じたのだろう。全く見当もつかない。もしかして大きな地震でも来るのでは?とか、私自身が心臓麻痺でも起こすのでは?などといろいろ考えてもみたが夜になって、地震もなければ私の身にも今のところ何も起きてはいない。 犬の尻尾はクチや目と同じほど表情豊かである。大福の尻尾はいったい何を言っていたのだろう・・・大いに不思議な今朝の大福の尻尾だった。 尻尾にまた新しい湿疹が見つかった。そして、どうも後脚で顎下を掻く仕種が増えたような気がする・・・。 |
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2003年7月9日(水)■ 早くも夏の準備 ■ 大福:447日目 | ||
とか言いながら、今日はお馴染みの義理母上が大福のために浴衣を作ってきてくれた、感謝!早速着せてもらったがフリフリに負けず劣らずの出来上がりで周囲の評判も上々だった。もしかしたら洋服より似合っているかもしれないと思ってしまった(※写真の上にカーソルを)。 毎年恒例の麻布十番納涼大会に着て行くことはほぼ確実となった。楽しみである。 |
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2003年7月8日(火)■ 飼い主いろいろ ■ 大福:生後446日目 | ||
では、他の犬と飼い主さんを見てみるとうどうだろう・・・。似ている確かに似ている。思わず含み笑いをしてしまうほど似ているかもしれない。 楽しくお付き合いさせてもらっている飼い主さんの犬とは大福も仲良くさせてもらっている。しかし、ちょっと「?」と思う飼い主の犬とは大福もあまり仲は良くないように見える(気のせいか?)。やはり犬は飼い主の気持ちを理解しているのだろうか・・・。ううむ。 で、ちょっと「?」な飼い主さんたち。 人が見ていないところでは自分の犬のウンチを始末しない飼い主。ちゃんと見ているんだからな!TPO関係なく公園に来るや否やリードを離す飼い主。小さな子供もいるし、散歩デビューしたての仔犬もいるだろうに!自分の犬の体型はさて置いて他人の犬の大きさなどを偉そうに注意する飼い主。あんたの犬のようにならないように気をつけているのだよ!フリスビー訓練用のような長尺のリードを着けて遊ばせている飼い主。リードが他の犬の足に巻きついて危ないんだよ!少しは気がつけよ!・・・。 あげていったらキリがない。せいぜい困ったチャン飼い主の中に自分も入らないようにくれぐれも注意せねばと思うのであった。 先日、大福が花壇の縁を歩いているのを見ていたら、ついて来る影が面白かった。まるで忍者が塀の上を渡っているようだった。しかし、この忍者ちょっとドジでもあったが・・・(※写真の上にカーソルを)。 |
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2003年7月6日(日)■ フリフリ・ガールズが行く ■ 大福:生後444日目 | ||
お揃いのフリフリの洋服を着て町内を歩く姿に行き交う人たちの注目度はバッチリ。中には失笑のように見える人もいたが・・・。しかし、フリフリ・ガールズは周囲の目も気にせずブイブイと町内のメインストリートを練り歩く。リードを引くちょっと自慢気の飼い主2家族の姿は傍からどのように見えたのだろう。後で考えるとちょっと恐いような気がしないでもない・・・。 公園に行く途中や花時計の公園で友達犬と飼い主さんたちにもお会いした。昨日のこのページを見てくれた方もいて「写真よりも可愛い」と飼い主がデレっとしてしまうような嬉しいお言葉もいただいた。 せっかくのフリフリ洋服なのに親の心子知らずか、遊ぶ姿は全くいつもと変わらない2人なのであった(※写真の上にカーソルを)。トホホ。 |
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2003年7月5日(土)■ フリフリ・ガールズ誕生 ■ 大福:生後443日目 | ||
家内の母上が大福にドッグカフェ用にとフリフリの付いた洋服を作ってくれた(6月26日分参照)。これが意外に似合っていて驚いたのだが、他所の飼い主さんたちにもなかなか好評だった。なかでも友達犬のガッちゃんの飼い主さん(ガジママさん)にはえらく好評で、気を良くした義理母上ががっちゃんのも作るぞと張り切って製作に励んでいた。 そして今日、ついに完成してガッちゃんに着てもらうこととなった。そして冒頭のばか親たちが行く・・・となったのだ。せっかくだから(何がせっかくだか・・・)2人が着たところを見たいねとなって図書館前にガッちゃんファミリーと待ち合わせ。早速記念撮影をした。 大福もガッちゃんも日中の一番暑い時間帯に何で外に出るの?という感じだったが仕方なさそうにワシワシと登場。お揃いのフリフリ付きの洋服を着て『フリフリ・ガールズ』の誕生だ。さすが洋服を着慣れているガッちゃんは似合うこと。大福よりも大きなフリフリを見事に着こなしていた(※写真の上にカーソルを)。ガッちゃんファミリーも喜んでくれていたようだ。ガジパパにいたっては「風が吹いてフリフリが捲れ上がるところが良い」とマニアックな感想を(小川ローザのモーレツ世代ではなさそうだが・・・)。 フリフリ・ガールズ・・・映画『CHICAGO』のヴェルマ&ロキシーを彷彿させるものがあると思うのは限りなくばか親街道まっしぐらの証拠だろうか。 |
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2003年7月4日(金)■ アレルゲン・・・■ 大福:生後442日目 | ||
血液検査により92種類のアレルゲン要素の陰性・陽性を調べるものだ。結果は別表の通りだが、一番悲しいのは大豆に反応が出たことだ。大福は納豆が大好きなのでこの結果はちょっと痛い。しかし、医師の話だと与えすぎで反応してしまうことも多々あるとのこと。別な言い方をすれば、反応が出ていない品目だからといって安心して与え続けるとアレルゲン反応が出てしまうこともあるらしい。そして何より危険なのは、この結果を鵜呑みにして神経質になりすぎてしまうことだろう。 このアレルゲン検査に限らず、情報は収集することよりも消化することが大事なのだろう。今回の情報は大福の身体や生命に大きく関わってくることなので、しっかり消化しなくてはならない。当の大福は多少痒い仕種はするが、それが普通程度のことなのか、それとも過剰なものなのかすら分からない。 さぁ、これから飼い主として更に勉強しなくては・・・。 大福はお馴染みの宿敵・段ボールと戦ったが、敵が妙なカッコウをするので少しばかり慌てていた(※写真の上にカーソルを)。 『大福の仲間達9』に「ゴールド♂」を追加。 |
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2003年7月2日(水)■ 大福の白地図 ■ 大福:生後440日目 | ||
大福の中に白地図があるとしたらと考えると興味深い。大福の地図はゲージと居間から始まった。散歩デビュー前の外の世界は亡くなった福同様、家と病院の往復の道を車の中から見るだけ。 やがて散歩デビューして外の世界は一気に広がった。福に出来なかった分、大福にはいろいろな世界を見せてあげたいという勝手な人間の思いからアチコチ連れまわす日々が始まった。そのうち、家の中での地図も広がることになる。ゲージのすぐ隣に見えている和室。初めて嗅ぐ畳の匂いには興味津々だった。そして廊下、寝室、洗面所と家の中を自由に行き来できるようになった。見えるのに入れない禁断のスペース、台所と納戸への解禁は今後もないだろう。 大福が書き込む白地図・・・どんな風に描かれているのだろう。できることならぜひ見てみたいものだ。そして、これからもアチコチ連れて行き、どんどん地図が広がるようにしてあげたいと1年目の記念日に改めて思った。 |
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2003年7日1日(火)■ 難しさの固まりday ■ 大福:生後439日目 | ||
チキンソテーが出来上がるまでの時間にオーナーから声をかけられドッグプレイ・ゾーンへ。そこには2頭のスタンダード・プードルがいた。聞けば1頭は訓練犬とのこと。なかなか見ることができないのでイイ機会だから訓練犬が飼い主の言葉のコマンドで動く様を見てみればというのがオーナーからの言葉。興味津々で見せてもらった。 驚いたし感動すらした。もちろん犬の従順さ服従心にも感心したが、何よりも驚いたのが飼い主さんの毅然とした態度。私より年上であろう女性の方だったが、犬との間には目に見えない糸で確実に繋がっているように見えた。言葉の端々からは決して驕りではない自信がみなぎっていた。そして犬に対しての労りとも感じる反省の弁に何よりも感心させらた。 その方やオーナーの話だと愛犬を訓練犬として完成させてしまった時に人間としてのジレンマもあるとのこと。家庭犬とは明らかに違う悩みや問題のようだった。服従心・・・過ぎたるは及ばざるが如し・・・いろいろな言葉が頭をよぎった。 見学も終わり、食事をしているとぷりんちゃん&ぷりんママさんがシャンプーのためにやって来た。ぷりんちゃんは皮膚湿疹治療のためシャンプーは週2回とのこと。今日はお任せシャンプーでプロの技を参考にしたいとのことだった。立派な心がけである。しかし、セルフシャンプー挫折者としてはちぃ〜と耳が痛い。ほぼ同時にくろすけ王子とぴよちゃん、まひさんも登場。しばらくして日高ちゃん&ひーままさんがいこりくんを従えて?登場。がじ朗ちゃんとこも含めてさながらオフ会のような感じになってしまった。 偶然とはいえ集まり自体は面白かったのだが、ここで気づいたのが犬たちの姿だ。大福、がじ朗ちゃん、くろすけ王子、ぷりんちゃん・・・どの子も皆同じ姿勢で店内にいた(※下の写真にカーソルを)。その姿はどう見ても退屈そうだった。よく雑誌などで見るヨーロッパのオープンカフェなどで飼い主の足元にたたずんでいる姿、基本的にはそれと同じ姿なのだろうが犬にとってこれは楽しいことなのだろうか。 家で留守番をさせられているよりも、例え退屈そうに見えても飼い主のそばにいるほうが犬にとっては楽しいとも聞く。しかし、帰り道に近所の公園で一緒に遊ぶ大福とがじ朗ちゃんの姿を見るとちょっと複雑だった(※上の写真にカーソルを)。 訓練犬の素晴らしさを見せてもらったのとその飼い主さんの葛藤の話。ドッグカフェにたたずむ犬たちの姿。そして無邪気に遊ぶ犬の姿。犬に関わるということの難しさをまたひとつ学んだ日だった。「前へ〜」この命令コマンドを聞いたのは今日が初めてだった。 『大福の仲間たち9』に「みかん♀」を追加。 |
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