競馬負けの法則
競馬で絶対に負けない方法の一つに「馬券を買わないこと」という何とも消極的な意見を言う人がいるが、この意見を聞いて妙に納得してしまう人いるのでは。
競馬で絶対勝つ方法はほとんどないが、勝てないまでも負けを最小限にする方法は存在する。
そこで『競馬負けの法則』と題して、こうすれば競馬で負けるといういくつかを挙げてみた。競馬ファンには思いあたることもあるはず。この負けパターンを踏まえ負けを最小限に食い止めれば勝ち組みに入ることも可能だ。

■ 予想してしまったら買え!
競馬場に途中から参戦する時、行きの電車の中で暇つぶしに新聞を熟読している時がよくある。この時ほど頭の中が冷静な事はない。だいたい間にあうかどうかの直前のレースを予想している事が多いはずだから、せめて到着して間にあったそのレースぐらいは、予想した通りの馬券を買う事にする。
この時、大事なことは予想目のオッズは見ないようにすること。もし、予想したレースに間にあわずしかもそれが的中していた場合、その日は運がない日であると判断した方が良い。
枠順などに目を通してしまい、ほんの一瞬でも何かひらめいたら迷わずその目は買っておこう。もし、それができないようであれば狙ったレース以外の枠順は目にしないようにする。
予想してしまったら買う・・・これが後悔しない最大の対策だ。


■ 勝っていても負けていても最初に決めた方針を貫け!
誰でも競馬場に行く場合、その日の自分の方針を決めているはず。それは予算であり、レースごとの金額分担であったりと様々である。せっかく決めた方針を最終レースまでまっとうできないようであれば、勝ちには程遠いと言える。
勝ったレースの次のレースを買う場合、せっかく儲かったからと当初決めていた予算より少なく買ったり大勝ちを狙って分不相応な金額を投入するようでは、もう勝ちは遠いと言っていい。朝思った通りに買っていればなぁ、と後悔するほど苦い思いはない。


■ 必勝法は思いついたとたんに、その効力を失う!
年に数回、誰でも大勝ちすることがある。この時、浅はかにも自分は競馬に向いているのでは?などと思い上がることがある。しかも、こんな時ほど自分の描いていた通りの勝ちパターンだったりするから困ったものである。
これが大きな間違いの元で、次回もこのパターンで勝負したりすると大怪我をしてしまう。勝ちパターンなどというものは、たまたまその日に限って偶然が起こっただけであり、けして必勝法の開眼などとは違うのである。
必勝法は思いついたその瞬間にその効力を失ってしまうということだ。


■ 最終レースは、最後のレースではない!
最終レースほど冷静になっていない人の数が多いレースはない。朝、穏やかに「今日はレースを楽しみにきた」というような人も最終レースまでいてしまうと、もうそこに朝の人格はない。実際、最終レースの売り上げときたら500万下や900万下のレースにもかかわらず、1つ前のメイン・レースの売り上げと遜色ないほどである。
勝っている人は(ほとんどいないが)更に大きく勝とうとするし、場内に居残っている大半の負け組みは何とかトントン収支か起死回生、一発逆転の無謀な大勝負に出てしまう。そして、ほとんどの人は負けて傷口を更に大きくして帰路につく。
レースを1日単位でしか考えないから、このような悲劇に遭遇する訳で、レースはけっして逃げていかないのだから、次週の1レースは第13レースと考えれば良いのである。
こう考えるだけで負けの金額は間違いなく小さくなるはずである。


■ 1日競馬場にいる時は、レースを見送ってでもちゃんと食事休憩をとれ!
レースのタイム・テーブルは見事なまでに我々に冷静な判断を与えないように組まれている。
特に地方競馬のタイム・テーブルときたら昼休みも組まれていないし、午前中のレース間隔ときたら20分、25分は当たり前。これでは冷静になっている暇などあろうはずもない。別に強制されている訳でないのだから、なにもこのスケジュールに合わせる必要はないのである。
特に負けが続いている時ほど冷静になる時間が必要なのである。レースは逃げていかないのだから、途中レースを見送ってでも休憩をとるようにしよう。
ちゃんと食事をとって、休憩することにより負けの流れを変えることもできるのである。但し、基本的にはこの休憩で酒は飲まないこと。


■ 穴場で自分の前に並んでいる親父の買い目惑わされるな!
競馬場にいると自分の耳はこんなに良かったかと思うほどいろいろな人の会話が耳に入ってくる。特に耳がよくなってしまうのが穴場に並んでいる時である。
競馬場に並んでいる面々は基本的に意志の弱い連中であるから、穴場に並んでいる時もまだ予想している有り様だ。しかも不安を追い払おうと仲間と大声で話したりもしている。負け込んでいる時はこちらも不安感が充満しているためこれらの会話が異常に気になってしまう。
自分が買おうとしている馬の話などされようものならたまったものでない。特に厳しいのが自分の順番が次に迫った時にチラッと見えてしまう前にいる親父の購入画面。これが自分と全く同じだったり、自分がやめた馬券と同じだったりしたらもう大変。次は自分の番だというのに、頭の中はウニ状態でパニックに陥ってしまう。こうなっってはもう一巻の終わり。つい買い目を変えてしまったり、考えてもいなかった馬券を買い足したりと踏んだり蹴ったり。
その結果は、もちろん言うまでもない。


■ 競馬場に大人数で行く時は、勝負日でなく、遊びの日と考えろ!
基本的に競馬場には、1人で行くのが望ましいのであるが、付き合いなどもあってグループで行かねばならないことも多々ある。
こういう日は「遊びの日」にするのが鉄則。何よりレース検討に集中できない。メンバーに初心者や女の子がいたりしたら、もう勝負などできる訳がない。しかも酒も飲むであろう。こういう日はホストに徹してサービスするに限る。第三者が介入してくると冷静になれないという悲しい人間性。ついつい誰も買っていない馬券を買ったり、教えてあげた馬券を自分は買わなかったら的中してしまったり、超ド素人が大穴を的中させたりと、冷静になれない条件が揃いすぎている。
競馬場は来週もそこにあるのだから、こんな日はふだん目にしたこともない競馬場の風景や予想屋のおっちゃん、名物親父などでもウォッチングしているに限る。


■ 競馬場で出目が気になりだしたら、それは負けモードの信号!
後半になって負けが続いていたりするとつい気になってしまうのが今日の出目。5がよく出ているとか、3は死に目だとか言い始める親父がにわかに多くなってくる。かく言う自分も実はとっくに気づいていたりするのだが。こうなってくるとこれはもう完全な負けモードに突入しているといってよい。
出目などはあくまでも偶然の集合でしかないのだから、これすら気になってくるようであればもうサイコロを振るのと同じ事。こんな日は、最後までいて満員電車に乗るまでもなく、さっさと家路につくのが正解。



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