激動のインドネシアでありながらいつも平和が伝えられているバリ島に行って来たので簡単なレポートをします。
1998.12

写真で見るバリ島


メリア・バリのプール
メリア・バリ


タマン・アユン寺院入り口
タマン・アユン寺院


タナ・ロット寺院。子どもの物売りがたくさんいる
タナ・ロット寺院


ほとんど独り占めのプール
ピタ・マハのプール


隔離された部屋は落ち着き感がいっぱい
ピタ・マハの部屋前


世界への情報の拠点と考えると面白い
インターネット・カフェ


段々畑と言ったらそれまでだが・・・
ライステラス


アジアの果物は色が綺麗だ
市場のお店








写真で見るバリ島
相変わらず政局が落ち着かないインドネシアですが、バリ島は大丈夫かと思い危険情報を調べてみてもバリ島だけはいつも安全との返事が返ってくるのでそれを信じてバリ島に行ってきました。
ガルーダインドネシア航空を利用したのですが、理由としてはデンパサールまでのダイレクト便であった事と話によると機内で入国手続きができるとの事だからでした。
まずはガルーダについて。
たしかにダイレクト便はジャカルタ経由より3時間半ほど早いのでだいぶ楽でした。ジャカルタを経由する他の便だと10時間半かかりますが、ダイレクト便だとおよそ7時間で到着します。この時間だとYクラスでも耐えられる時間です。
期待していた機内での入国手続きはあまりにも搭乗者が少なかったためか行われずちょっと残念でした。機内食は鰻が出てきたのでちょっとびっくり。しかも到着間際の軽食としてもりそばと寿司が出てくるしまつ。にもかかわらず機内アナウンスは、インドネシア語と英語がほとんどというちぐはぐさでした。

デンパサールのングラ・ライ空港での注意を2つ。
まず、機内に預けた荷物が出てくると空港ポーターが駆け寄ってきて荷物の団体タグを見てあたかもツアー会社の人間のようなそぶりで「JTB?」、「HIS?」などと声をかけてきて荷物を持とうとします。ここで荷物を預けてしまうと\1,000を要求されるようです。正規は500Rp(\8.5)しかも自分で持っても歩く距離はおよそ50Mぐらいですからけっして利用しない方が良いです。
次にその荷物を受け取るとすぐ側に両替カウンターが6件ほどあるんですが、空港内なのですべて同じではと思ったらこれが各カウンターごとにレートが違うんでビックリ。高いレートのところをあわてずに選んで下さい。

バリ島に着いてまず思った事はやたら犬が沢山いるという事です。空港の滑走路にまでいるほどです。島のいたるところに犬がいます。これほどあちこちに犬がいる光景は見た事がありません。
最初の宿泊はヌサ・ドゥアメリア・バリでした。ホテルに到着するといきなりバリ島衣装に身をまとった女性のバリ・ダンスでお迎え。気分はすっかりガムラン。メリア・バリについてはガイド・ブックなどに詳細は載っているので個人的な感想を言います。ここは最低限でもスイート・クラスを選んだ方が良いと思います。スイートと言っても日本の感覚ほど値段差はないので心配する事はありません。スイート以上だと「THE GARDEN VILLAS」と言うメンバー扱いになり、特定エリアのプールや施設を使う事ができるのでお勧めします。
日本語インフォメーションというのがフロント・カウンター横にあるのですが、通常のホテルのコンシアージュほど能力がないのでここはあまり期待しない方が良いでしょう。オプショナル・ツアーを手配してもらい日本語のガイドでと契約したのですが来たガイドは日本人の英語レベルの日本語しか話せませんでした。ちなみにそのツアー会社の名前はBALI TAKSU、参考に覚えておいて下さい。
歩いて5分もしないところに「ギャレリア・ヌサ・ドゥア」というショッピングセンターがあるんですがいわゆる日本人相手のお土産村といった感じで可もなく不可もなくといった所です。食べ物とかも安そうだったので目的を持って利用するには便利な所だと思います。

観光スポットはメングウィにある「タマン・アユン寺院」とバリ島西側にある夕景の名所「タナ・ロット寺院」に行ってみました。土産物屋が軒を並べていて物売りの子供が沢山います。もちろん各国の観光客も恐ろしいほど大勢います。観光名所の致命的な矛盾、「人がいなければ良いのになぁ」と無理とは分かっていても思ってしまいます。で、夕景はというとガイド・ブックの写真の方が綺麗です。人が多いからそう思うのかもしれませんが、綺麗な夕景なんていうのは、ガイド・ブック頼りに見るのではなく自分自身で見つけた方が良いんだと思います。私の場合は、奈良の平城宮跡から見た夕景が一番でした。

ヌサ・ドゥアの次はウブドピタ・マハという所に宿泊しました。ここは全室24部屋ですべてコテージ風に独立しておりVillaと呼ばれていました。24部屋に対して従業員が100人というホテルです。箱根や軽井沢という感じがしないでもありません。はっきり言ってここはお薦めです。
日本からのパック・ツアーでもかなり使っているコースもあるのでトライしてみてはどうでしょう。
ガイド・ブックやツアー・パンフレットの写真を見ると女の子が気に入りそうな所なので日本人の女の子も沢山いましたが大事な注意をしておきます。
山の自然の中で木造の部屋なので虫などが沢山いますから覚悟して下さい。
とにかく蚊が多いし、その蚊を食べるというヤモリ(日本のやつより4倍は大きい)があちこちにいます。部屋の中にも進入してくるし、夜中には一晩中鳴いているので寝不足になります。それらをすべて自然という名のもとに受け入れられないとちょっと厳しいかもしれません。
但し他の面は全て満足できると思います。レストランの料理は美味しいし、渓谷を見おろせるプールも素晴らしい、スタッフも素晴らしい。車で10分ほどのウブドの町には常時ホテルの車で送ってもくれます。希望の観光コースも相談すればホテルのミニ・バスを1台65米ドルで7時間ほどホテル・スタッフが運転してくれます。

ウブドの町はというとバリ島の芸術が全て集まったといっても過言ではないほどアートしています。伝統的ダンスは中心部で毎日日替わりで夜7時30分から行われています。絵画も町中で売っているし、美術館もあちこちに点在しています。
面白いところでは、町のはずれの何のへんてつもない民家のような所に西洋人のバックパッカーが列をなしていたので何かと思って覗いてみると、なんとそこはインターネット・カフェだったりします。3台しかないパソコンを並んで待っていたのでした。

ウブド方面の観光地は「ブサキ寺院」と「ライステラス」そしてお決まりの「モンキー・フォレスト」に行ってきました。「モンキー・フォレスト」で面白いシステムがあったので紹介します。ガイドに連れられて中に入ると自然に横に女性がついてくるのです。その彼女、猿が悪さをしようとすると怒ったりします。更に猿にあげる餌を少しずつ手渡してくれたりもします。いろいろしてくれますが特にお礼を払わなくても良いようです。不思議だなと思っていると帰り際にガイドがひとこと。「それでは今から彼女のお店に行きます。」アイタタタ・・彼女はお土産屋の娘だったのです。いろいろケアーしてくれたのでもちろん何点かお土産を買ったのは言うまでもありません。スムーズな展開には思わず拍手したいほどでした。
余談ですが、バリ島や他のアジアでガイドやドライバーが連れて行くお土産ショップの値段にはガイド(ドライバー)、現地旅行会社、斡旋したホテル、ツアー・デスクなどの手数料が上乗せしてありますから値切る際の参考にして下さい。1ヶ所あたり10%から15%が相場です。なんでも最高で80%の上乗せがあったという事実もあるようです。

とまぁ、今回紹介するのはこんなもんです。また思い出したりする事があればその都度追加していきますのでたまに覗いてみて下さい。
よくガイド・ブックとか見るとこの国はチップは必要ないとか、品物は値切れみたいな事が書いてありますが、チップなんていうのは自分が決めればよいものなんでガイド・ブックは参考程度にして自分の判断で決めた方がよいと思います。値段の値切りもゲーム感覚でするのではなく自分の価値判断で決めた方がよいと思います。
とりあえずジャパン・マネーはアジアでは大変有利であることは事実なのですから多少経済援助という気持ちがあってもよいかもしれません。


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