2003年2月11日〜15日

2003年2月11日〜15日、香港に行ってきた。返還後、新空港後初めての香港。カミさんは3度目の訪問なので少しばかり心強い。利用した航空会社はキャセイ航空。いつものように成田のレンタル駐車場まで車で行って送迎バスで送ってもらう。5日間停めて2000円強なら便利ではないだろうか。
飛行機は2-4-2の座席で窓側は私たち2人だけの席なので楽だった。香港までおおよそ5時間。どうにか耐えられる飛行時間だ。


香港が中国に返還されたのが1997年。香港国際空港が開港したのが1998年。10年一昔が当てはまらない世の中になったのはだいぶ前の話だが、香港が新しくなってから一度も行っていなかった。以前行ったのは80年代後半と90年代になりたての頃だった。仕事でしかも1泊と2泊というものだったので今回が初めての香港といっても良いだろう。
今回もカミさんが手配をしてくれた4泊5日のパック旅行だ。パック旅行は値段が安いし、旅行中の1日は自分では行かないであろう場所まで案内してくれるので慣れるとけっこう楽しい。

夕方4時過ぎに香港国際空港に着くと意外に涼しかった。入国審査を受けて荷物を出して到着ロビーに出ると、いるいるアチコチの旅行会社と提携している現地ガイドの姿。この時ばかりはパックツアー名の書いてあるステッカーを目立つところに着ける。しばらくするとステッカーを見つけたガイドの人が近寄ってきてくれてご対面。担当ガイドは若い男性でスマップの中居くんを暗くした感じの人だった。私たちの他に2組4名が一緒ということで、全員そろったところでマイクロバスに乗る。バスの中ではリーダーらしき女性ガイドが流暢な日本語で香港の概略や旅行中の注意などをマイク片手に話し始める。我らが男性ガイドはというとコックリコックリ居眠りなんかをしていた。


ハイアット・リージェンシー

そうこうしているうちに、一番最初に私たち夫婦の宿泊ホテルであるハイアット・リージェンシーに到着。居眠りガイド君と一緒に早速チェックイン。明日の集合は朝の8時半とのこと。早起き夫婦にしてみれば少しも苦ではない時間だ。
ハイアット・リージェンシーは九龍地区の中心部、尖沙咀(チムサアチョイ)駅前で重慶大厦(チョンキン・マンション)の目の前だった。

宿泊はハイアット・リージェンシー。 部屋からの景色はこんな感じ。

部屋は5階で窓からの景色は香港の猥雑さが丸見えのロケーションだ。リゾートに来ているわけでもなし部屋に文句はなかった。何よりも足の便が良さそうなのが助かる。
空港で両替をしなかったがツアーガイドが用意周到に香港ドルを用意してくれていたのにはちょっと驚いた。1万円が約6200香港ドル(HKドル)だったから、1HKドル=16円というところだろうか。

桂記雲呑麺 / ワンタン麺

ワンタンだけにすれば良かった・・・。

着いたこの日はホテル近所を軽くうろついて『桂記雲呑麺』なるワンタンの店に立ち寄る。ここは、まのとのま著『無敵の香港・新装改訂版』に載っていた店だ。お店の看板メニューであるワンタン麺(16HKドル)を注文。残念ながら写真が撮れていなかったがワンタンは海老ワンタンで小ぶりの海老が5〜6個ワンタンひとつの中に入っている。海老団子といった感じのものだ。このワンタンは大変美味しいのだが麺はクチに合わなかった。極細のちぢれ麺で本来好みなのだが食感が良くない。何よりも麺が硬すぎてワンタンやスープと喧嘩をしている感じだった。ちょっと肩透かしをくった感じで店を後にして、ホテル近辺を徘徊する。


重慶大厦(チョンキン・マンション)

怪しさ満点の外見。 昔かたぎの香港らしさか。

ホテル目の前の『重慶大厦(チョンキン・マンション)』に立ち寄ってみる。ここは世界中のバックパッカーにとっては聖地ともいえるところで無数のゲストハウスが点在する。沢木耕太郎の『深夜特急』でも有名なところだ。
聞いていた通り中に入るにはちょっと勇気のいる場所だった。両替商が多いということで必然的にインド人の姿が多い。せっかく来たので両替しようと建物奥に入っていった。入口近くよりも奥のほうが両替率が良いだろうと思ってのことからだ。案の定、奥の両替店のほうが換金率は良かった。ちなみに入口近くでは1万円で5900HKドル平均。奥は6300HKドルだった。しかも両替手数料はナシだった。

両替屋は奥のほうが換金率が良い。

翌日、ツアーガイドにその話をしたら「中に入ったのか?」と怪訝な顔をしていた。地元では鼻つまみの場所なのだろうか。手数料ナシにも驚いていた。


香港仔(アバディーン)

水上レストラン「ジャンボ」。

パック旅行には1日だけ市内観光とショッピングというのが付いている。これは厄介といえば厄介なのだが、自分では選択しない場所に連れて行ってもらえると考えるとけっこうお気楽に楽しめたりする。
香港仔(アバディーン)も自分ではこの短い旅行の中では選ぶ場所ではなかっただろう。
ホテルを朝の8時半頃に出発して香港島へ。途中、香港の通勤ラッシュをバスの中から見ることができた。
アバディーンに着くと、目に入ってきたのはお馴染みの中華料理店『ジャンボ』水上に浮かぶたたずまいは何ともバブルぽくて可笑しい。ガイドがハイヤーした遊覧用ボートがやって来て早速乗船。我ら夫婦以外にはバスで一緒になった日本人カップルの1組だけ。
ボートは、神業的な舵取りで水上生活者の船の間をくぐり抜けて冷や汗もので遊覧させてくれる。人の家の中をこんなに勝手に覗いていいのだろうかと思ってしまうほど、生活船のそばを通っていく。舵を取るのは中年の女性なのだが、船が陸を離れたとたんに目の前に広げてあった大きな布をバサッと取り除いた。するとジャンクなお土産品がズラリと展示されていた。カミさんはビックリしてひっくり返りそうになっていた。
自分では決して行かないであろう場所だったのなかなか面白い遊覧ボートだった。

来たよ、ボートが・・・。 操縦舵の前に土産品がズラリ。

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