8MM ネタばれ度:★☆☆

「スネーク・アイズ」で悪徳刑事を演じたニコラス・ケージが一転してエリート、家族思いの熱血・私立探偵トム・ウェルズを演じます。
脚本は「セブン」のアンドリュー・ケビン・ウォーカー。監督は「バットマン」シリーズや「依頼人」のジョエル・シューマーカー

大富豪の未亡人から夫の遺品として残った8ミリ・フィルムの謎解きを依頼されたニコラス・ケージはその映像にある少女のスナッフ・シーンを求めてアングラ・ポルノの世界を捜査します。
単なる仕事として捜査していた彼の心の中に徐々にその世界に対する怒りが湧いてきます。いつのまにか捜査は仕事というより、彼の信念となって核心に迫っていきます。

かつての「クルージング」や「ブルー・ベルベット」のようにいつのまにか主人公がその世界の色に染まっていく、ということがこの映画の中にあるかどうかまでは分かりませんが、主人公がその世界に嫌悪感を感じながらもう一つの自分の気持と必死で戦っているようにも見えました。
ただ、残念な事に主人公が仕事としての気持から信念に変わるあたりの描写がイマイチ希薄で、どうしてそんなにムキになるの?と言うようなところがあったりします。その原因は自分の中に芽生え始めているもう一つの感情なのでしょうか。
そのあたりを意識しながら見るのも面白いかもしれません。123分。


映画TOPへ戻る