エイリアン4 ネタばれ度:★☆☆

98年ゴールデンウィークに公開された「エイリアン4」。残念ながら劇場で観られず、ビデオ発売でやっと観ました。

エイリアンが最初に公開されたのが79年。その後86年、92年に2、3が公開されています。
監督も様々で、第1作がリドリー・スコット(ブレード・ランナー他)、第2作がジェイムズ・キャメロン(タイタニック他)、第3作がデビッド・フィンチャー(セブン他)といった具合にそうそうたるメンバーがメガフォンをとっています。そして今回の監督は「ロスト・チルドレン」のジャン・ピエール・ジュネ

続編ものというとほとんどの映画が悲惨な作品になっている中で、このエイリアンに関してはそれなりのクオリティーを保っている珍しいパターンといえるでしょう。それも監督達の才能が大きく貢献しているのだと思います。
でもって「4」なんですが、これは映画史上もっとも醜悪な映画といえるのではないでしょうか。これは決してけなしているのではなく、誉め言葉としての感想です。
エイリアンのグロテスクな部分が回を追うごとに深くなってきていましたが、今回は更にグロテスク性が増しています。卵からではなく子宮から誕生した新エイリアンの顔は人間に近づいた分その醜さがリアルになりました。過去のエイリアンは異生物としての醜さを持っていましたが、今回のは人間を意識できるからその醜さかげんは更に増したといえます。

ストーリーは第3作でエイリアンの胎児を宿して自殺リプリー(シガニー・ウィーバー)の血液からDNAを抽出してリプリーをクローンとして再生させます。しかし新生リプリーはエイリアンと人間の融合体であった・・・。エイリアンの繁殖計画が画策されていたり、新種のエイリアンが誕生したりと興味尽きないものになっています。
コール役でウィノナ・ライダーが出演しているのも公開当時話題になりました。そのコールの意外な正体が明かされるのも中盤の見所です。

リプリーが語る目の奥に感じる何か・・・から「エイリアン5」の制作は間違いないといえるでしょう。その「5」の噂としては、ついに舞台は地球、監督もついにシガニー・ウィーバー自身、ウィノナ・ライダーの出演も確定とか。
とにかくこれほど醜悪で面白い映画はめずらしいとしか言いようがありません。109分。


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