ATLANTIC CROSSING / Rod Stewart 1999.10.17記

このアルバムもアナログの方が味わい深さが出るアルバムです。
収録時間は45分と昔のアルバムならではの短さです。
アナログ盤の場合、A面がFAST SIDE、B面がSLOW SIDEというように分かれていました。それがCDでは全10曲というくくりで味気ないものなってしまってます。
FAST SIDE最後の5曲目とSLOW SIDEの最初の曲(CD6曲目)との間にレコードを裏返しにするという行為とその短い時間に大きな意味があったような気がします。

ロッド・スチュワート在籍のFACESが終結に向かっている時のソロ・アルバムです。
その後のソロ・シンガーとしての大成功をおおいに予感させるこのアルバムは、プロデューサーにトム・ダウト(この人当時はオールマン・ブラザース・バンドやエリック・クラプトンをプロデュースしていた)ギターにはスティーブ・クロッパーなども参加していて、ロッドがイギリスではなくアメリカぽい音に遭遇し見事に大成功しています。アップ・テンポでビートのある曲もロッドが歌うとどこか哀愁が漂っています。SLOW SIDEと命名した6曲目からのバッラドはまさに絶品で、当時のアナログ盤ではよくB面だけを聴いたりもしていました。

20年以上も前のアルバムですが今聴いてもその魅力は新鮮で、初めて聴く人にもきっと満足してもらえる内容です。


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