繁殖するDIVA 2000.7.6記

DIVA(ディーヴァ)をひと言で言うと「歌姫」となる。歌姫というからにはそんじょそこいらのちょっと歌が上手いだけの女性シンガーではとてもDIVAとは言えない。
ところが最近の日本の音楽シーンではDIVAが氾濫、雨後の竹の子ように繁殖している。
レコード会社各社が面白そうにDIVAという言葉を使っている。「期待のDIVA、ついにデビュー!」おいおいデビューする前からDIVAはないだろう。と言いたくもなってしまう。
DIVAと呼んでいいシンガーはどのぐらいいるだろう。もちろん個人的な意見でのことだ。
まず、現役の洋楽で考えると、ダイアナ・ロス、ディオンヌ・ワーウィックはまず当選。
つづいてホイトニィー・ヒューストン、セリーヌ・ディオンあたりは難しいところ。リンダ・ロンシュタットはDIVAと呼んでもよいかもしれない。
マライア・キャリーだとまだまだDIVAの域にはとても達していないだろう。大穴ではアン・レノックス(元ユーリズミックス)あたりもDIVAの素質はじゅうぶんだ。

そんなレベルで邦楽を見てみると。
なかなか難しい。宇多田ヒカル、MISIAでは作品が少なくキャリアがなさすぎる。従って彼女ら以下ではお話にもならない。歌が上手いだけではDIVAの称号は与えられない。
では、日本ではいないのか?好き嫌いはともかく、石川さゆり、金沢明子あたりはじゅうぶん資格ありだと思う。和田アキ子、上手そうに装っているだけ。誰かいないかと思ったらもう一人いた。雪村いづみ。これは文句ナシにDIVAでしょ。
こうやって考えてみると、日本の音楽シーンでいわゆる「ロック」というジャンルは歴史がまだ全然浅いということに気づく。
今、DIVAの称号をもらってデビューしている女性シンガーが5年後どのぐらい残っているか興味がある。そしてロックというジャンルからも早くDIVAが登場することを願うものだ。
誰か他にもいますかね?


音楽TOPへ戻る