Fin.K.L4集 / Fin.K.L(ピンクル) 2002.10.19記

韓国の女性グループ、Fin.K.L(韓国読みだとピンクル)については別のページで紹介済みなのでそちらを見てもらうとしてココでは彼女達の4枚目のアルバムを紹介したい。

2002年6月の韓日共催ワールドカップ開催以降、韓国女優のユン ソナの活躍、そしてシンガーのBoAの活躍は今までの日本のエンターテイメント界ではなかったことだ。更に東京のUHF局MXテレビが7月から韓国ドラマ『秋の童話』を放送。10月からはテレビ朝日で同じく韓国ドラマ『イヴのすべて』の放送を開始した。
その『イヴのすべて』で主題歌を歌っているのがBoAだが、韓国本国で放送されていた時は、Fin.K.Lの『True Love』という曲が主題歌だった。実は、日本で『イヴのすべて』が放送されると決まった時、少しはFin.K.Lの歌声に反応する日本人が増えるかなと淡い期待をしていた。しかし、実際は知名度のあるBoAの曲に差し替えられてしまった。このことに関してはオリジナルを尊重するしないという問題にすり替わりそうなのでここでは特に触れないこととする。
差し替えの結果、Fin.K.Lは一部の韓国マニアの中で評価を得る域を脱することはできなかったことになる。コレが良いかどうかは難しいところだ。日本でもしも活動する場合は、日本語で歌わなくてならないなどの面倒な問題も出てくるだろう。だから彼女達にとって差し替えは良かったのかもしれない。少なくても私にとっては内緒の珠玉のグループでいてくれるわけだ。

彼女達はどこから見てもアイドルだ。しかし、本当に歌が上手い。詳しくは先にあげたページを見てもらうとして、この4集アルバムではほぼ完成系に近づいた。いや、もしかしてこれ以上の上積みはないかもしれない。と言えるほどアルバムの完成度は高い。ニコニコ・ポップスあり、切れの良いダンス・ビートあり、しっとりのバラードあり、そして大人ぽいジャージーな曲まで見事に自分達のフィルターを通して消化している。
日本人が洋楽、いわゆる外国語の曲を聴く場合、ほとんどの人が日本語の歌のようには歌詞をメロディと同時に理解や把握していない。だから韓国語の歌も「韓国の歌」としてではなく「洋楽」として聴いてみることを強くお勧めする。そうすれば彼女達の上手さを何の抵抗もなく受け入れることができるだろう。
少し前までは韓国のCDはなかなか手に入りにくかった。しかし、今では大久保を始めとするコリアン・タウンやインターネットを利用するれば昔よりは手軽に入手することができるだろう。
ワールドカップ以降、少しでも韓国に興味を持つことになり、更に韓国音楽にも興味を持った人がいたら、Fin.K.Lという4人組の女の子グループとこの『4集』だけはぜひ気に留めていて欲しい。
このアルバム以上の上積みはないかもしれないと書いたが、今まで多くのアーティスト達はこの域まで達してしまうと、次なる道は解散しかないのだが、はたして彼女達は・・・。


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