オム ジョンファ













エグイ!
パク ミギョン



































SuperStar from SEOUL 99

1999.10.21 赤坂BLITZ

リハーサルが遅れているということで6時になっても開場されずBLITZの前にはお客さんがけっこうたまっていました。「オンニー」とか声が聞こえて少女たちがはしゃいでいる姿や韓国語があちこちで響き渡っているのを見ると、韓国アーティストのコンサートだという実感がだんだんとわいてきます。
最終的に売れたチケット枚数は500ちょっと、招待客を入れて1100人ぐらいのお客だったようです。
これだけガラガラのコンサートですがダフ屋がいたのにはちょっとビックリしました。彼らももう少しリサーチしなきゃ。
余った券、買うよと言っていましたが、きっと¥100から¥500が相場だったんだろうと思います。
余談ですが、皆さんがもしダフ屋に余ったチケットとか売る時はお金をもらうまでチケットを絶対に渡さないように気をつけてください。
もし先に渡してしまうと¥500とかポンと渡されてお終いですから。

初めて韓国のアーティストが目の前で歌っているのを見ました。違和感あるなぁ、というのが最初の印象でした。何が違和感なのか考えながら見ていました。
途中でわかりました。前から疑問に思っていたんですが、韓国の音楽番組はビデオ・クリップで構成されているのが多いようなんですが、たまにお客さんがいてライブぽいのもやっています。そのライブなんですが楽器を持ったバンド系はともかくHIP HOPのグループやソロ・シンガーの場合、大体においてバック・バンドらしきものがいないようなんです。演奏はいわゆるテープを再生してカラオケ状態のようなんです。スタジアムで行われるDREAM CONCERTとかいうのも出演者全てバック・バンドなしでした。
運営的にはバンドがない方がアーティストごとの転換とかに時間がかからないし、何よりも経費に関しては大幅な削減ができるのでバンドなしの方が確かに楽です。もちろん単体のちゃんとしたコンサートを見たことがないので何とも言えません。

今回のイベントはまさにバンドなしのテンポの良いイベントでした。4アーティストのうち、1TYM、オム ジョンファ、パク ミギョンは15分ぐらい。CLONが40分ぐらいでした。曲はメドレーで繋げてありコンパクトにまとまっていました。コンパクトでテンポの良い構成なのに何故か気になる違和感がバンドなしという部分だったんです。日本ではバンドなしというのはまず考えられません。だからまるでテレビの公開録画を見ているような感じでした。実際、韓国でのコンサートはどうなんだろうとまた疑問がわいてきました。

で、内容ですが、まず最初は1TYM
ラップを主体にした4人組のHIP HOPグループです。やはり韓国のHIP HOPレベルの高さをまざまざと見せてくれました。たった3曲でしたが「うまいなぁ」のひと言でした。

2番目に登場は、オム ジョンファ
自分の世界にこだわった演出でした。これも5曲のメドレーでしたが客に媚びない部分を出そうという試みだったのかもしれません。メドレーということもあってひと言もMCも入れずにの15分でした。
ちなみに彼女だけは全く歌っていませんでした。完全なるテープ処理でした。このことについて私などは肯定的で、オムニバス形式でのイベントでは機材コンディションも満足なわけないですから、無理して悪い環境で歌うよりはテープ処理(俗にいうクチパク)でパフォーマンスに徹した方が良いと思っています。
ただ彼女の場合、せめて観客にメッセージぐらいは言っても良かったような気がしないでもないですが・・・。
クチパクということで彼女のヘッドフォン・マイクはカチューシャになっていました。

そして3番目は、パク ミギョン
R&Bぽい選曲で2曲英語のカバー曲を歌ったりして、これもまた15分間自分の世界を演出できていたようでした。コスチュームもセクシーなものに着替えたりして、周りのオジサンも喜んでいたようでした。

最後4番目がCLON
12曲、40分弱のステージをこなしましたが、こちらは15分組と違ってバンドがないとかなりつらい。特にダンスがうまいわけでもないのでかなりつらい。不幸中の幸いは彼らもまたメドレー形式の演出だったので1曲が短かったことです。
それにしても「トラワ」とかで登場する女性シンガー、キム テヨンの存在感のみが光っていたステージでした。
CLONの途中でCOLORという大阪の4人組の女の子グループが出てきて、2曲歌いました。最前列の方に陣取っているバリバリの韓国系の人たちの反応に興味を持っていたのですが、暖かい声援を送っていたのでちょっと微笑ましかったです。

彼女たちの登場によって、今回のイベントの仕組みが全て解けました。
今回のイベントはアミューズに所属するCLONとCOLORの業界マスコミ関係者へのお披露目だったんですね。1TYMもオム ジョンファもパク ミギョンもその賑わしとして招かれたというのが真相のようです。韓国文化院開院20周年記念と銘打ってはいるものの謎が解けてしまうとちょっと興ざめです。
今回のイベント・プローデューサーとしてCOLORのプロデューサーでもあるキム チャンファンの名前がクレジットされているので間違いないでしょう。

4アーティスト全部で1時間半のイベント。¥4,200のチケット代は果たして高かったのか安かったのか、ちょっと結論が出ないところです。
一応曲目を紹介しておきます。
曲名は主催者配布のものなので表記などは悪しからず。
出演順:
【1TYM】
M-1 1TYM
M-2 GOOD LOVE
M-3 何のための世の中か

【オム ジョンファ】
M-1 招待
M-2 SCARLET
M-3 モルラ
M-4 マーキングガール
M-5 POISON

【パク ミギョン】
M-1 理由にならない理由
M-2 キルミーソフトリー
M-3 執着
M-4 アンチェインマイハート
M-5 イブの警告

【CLON】
M-1 ナン
M-2 あなたの誕生日に
M-3 予定された別れ
M-4 BING BING BING
M-5 ゴキゲンな日
M-6 サラリーマンおとうさん
M-7 クレイジーフォームービー

【COLOR】
M-1 DOUBLE OR NOTHING
M-2 WHY?

【CLON】
M-8 FUNKY TONIGHT
M-9 映画みたいに
M-10 トラワ
M-11 クンタリシヤバラ
M-12 WORLD CUP SONG

1999.10.22記


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