One and Only / m.c.A・T 1999.11.11記

m.c.A・Tがイマイチ売れず、評価も低いのはやはりルックスが悪いからかなぁ。というよりも身長が低いのが原因か。
それらを除けば、はっきり言ってこの人が日本では一番優れたラッパーだろうと確信しています。今でこそ、HIP HOP、RAPがあたりまえになっているけど、RAPを早口言葉と勘違いしている輩が多いのも事実だし・・・globeのマーク・パンサーなんかどう考えても足引っ張っているとしか思えないし。困ったものです。ダヨネェ〜なんていう悪夢のような曲もあったし、日本にはRAPは無理なのかと思っていた時に登場したのがこのm.c.A・Tでした。

ちょっと衝撃的でした。日本語をここまで操るとはすごい!とおおいに気になっていたらその後、鳴かず飛ばず。そうこうしているうちに彼の曲をカバーしたDA PUMPやDRAGON ASHとかが一気にブレイクして忘れかけられているのが現状です。槙原なんかも絶望的な容姿なのに曲とかはけっこう売れているのに何故?と思ったら、クラブ系はリーダー的な存在を求めるという事もあって、容姿はかなり重要なファクターなのであろうというところに落ち着いてしまう。
もし彼の身長があと10センチ高かったら日本の音楽シーは大きく変わっていたと言っても過言ではないでしょう。

この「One and Only」は初期のベスト盤的なアルバムですが、全15曲のクオリティは高く、聴き終わった後、日本のRAP界は彼しかいないという事を手放しで納得してしまうアルバムです。このアルバムを聴くと日本語がRAPに合わないという悲観的な問題も吹っ飛んでしまう秀作です。なによりも日本語を程よくいい加減にRAPに合う歌詞にしているところにセンスを感じます。


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