琉球フェステイバル1999 / 1999.9.26 日比谷野音

開演の30分前に会場の日比谷野外音楽堂に着いたらオイオイ人がもうたくさん来ているぞという感じでまずビックリ。中に入るとほぼ満席で再びビックリ。本番前に沖縄県人会の各支部の歌や踊りのデモストレーションなどがあって和気あいあいのうちにスタート。


     りんけんバンド
     ザ・フェーレー
     山里ゆき
     大工哲弘&ツンドラーズ
     鳩間可奈子
     知名定男
     ネーネーズ


りんけんバンドやネーネーズはいわゆる想像していた通りの沖縄サウンドにポップス色をミックスしたサウンド。フェーレー、大工哲弘、山里ゆき、知名定男はあ沖縄色を前面に出したサウンド。
今回最も注目すべきは、鳩間可奈子という16才の女性シンガー。MCに紹介されたら会場からは拍手大喝采。一人で蛇皮線(というんですか沖縄の三味線のような楽器)を持って登場。やけに透明感かつちょっと濃い歌声で2曲を歌い上げる。これで本来終わりのはずがアンコールが起きて更に1曲。たった3曲ながら今回ダントツでその存在感をアピールしたシンガーであった。
主催者の方によると彼女の出身地、鳩間島は周囲4キロ、人口40名の島とのこと。更に驚くべきは、彼女は16才の今も「騙される」、「騙す」という言葉の意味を体感したことがないそうな!
だからと言うことではないのであろうが、その歌声は空の果てまで届くような新鮮で深みのあるものだった。今後どのような人生を歩むのかおおいに気になる存在になってしまった。
そうそう会場には約3,000人弱の観衆が集まっていたが、レゲエ・フェスティバルの客みたいなようで、そうでもないし、とにかく何とも不思議な空間をかもし出していた。あと気づいたことといえば、家族連れがやけに多かったことと、会場内で売られていたCDが飛ぶように売れまくっていたこと。

さほど期待もなく、興味本位で行ったコンサートだったが、思いがけず上質のイベントに遭遇してしまった。
1999.9.27記


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