S.E.Sの憂鬱
韓国からの3人組、S.E.Sデビュー

「韓国のスピード」という呼称で日本に紹介されてからずいぶん経つような気がしていましたが10月21日にシングル「めぐりあう世界」で正式デビューを果たしました。
メンバーは韓国生まれのパダ、グアム育ちのユージン、日本育ちのシューの3人。共通言語は韓国語だが日本語、英語も共通言語にすぐなりそう。
デビュー曲の「めぐりあう世界」を最初に聴いての印象はMISIAみたい、ということ。それもそのはずプロでユーサーがMISIAに大きく関わっている島野聡。ただMISIAのアルバムに収録されていても不思議ではないというほど曲調もアレンジも同じだとプロでユーサーとしてのビジネス・センスはない人なのかもしれません。アーティストを気にいっているというよりも「お仕事」という感じがしてしまいます。
それはさておき、デビュー曲としてのクオリティーは大変高く、今後期待されるアーティストといえるでしょう。
アイドル系のデビュー曲としてはミディアム・テンポで日本人にはない「しなやかさ」をもった曲に仕上がっています。3人も十分そのしなやかさをかもしだしているところが期待できます。
韓国のミュージシャンで影響を受けたアーティストは?との問いに、ユージンからはソテジの名前が、パダからは「影響を与えるアーティストになりたい」という答えが返ってくるあたり、ちょっと面白い女の子達かもしれません。
今後、日本の特殊な芸能界でアーティストとアイドルとの葛藤が出てこないことを願って応援したいと思います。特に歌唱力のかなめ的な存在であるパダが煮つまらないことを願います。
1999.10.25 タワーレコード渋谷


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