2003年私的見解 2003.12.16記

今年に限ったことではないが、どうも1年が経過するという実感が少ない。理由の一つには四季を感じることができない気候のせいではないかと思う。春や秋の時期が昔に比べて極端に短いように思うのは自分だけだろうか。とは言いつつも今年も終わって来年が確実に来てしまう。一応、今年を自分なりに振り返ってみることにした。さしずめ年末のテレビ特番のように「今年の重大ニュース」という感じだろうか。


一連のイラク戦争

湾岸戦争の時はオヤジのほうのブッシュ大統領。そして、今年のイラク戦争は息子のほうのブッシュ大統領。偶然なんだろうかと思うほど、この2人は好戦的な気がする。南部出身だったと思うが、そのことは好戦的と関係ないのだろうか。
アメリカがイラクに介入したことにより、イギリスとフランスの立場は大きく変わってしまった。イギリスのブレア首相は完全にブッシュ大統領の太鼓持ちだし、我が国の小泉首相もブレアに負けじと太鼓持ち争いに馳せ参じようとしているがどうも分が悪いようだ。

自衛隊をイラクに派遣することを決定したとたんに現地(イラク)外務省役人がテロ攻撃で殺された。気を揉んだが、中にはこれで自衛隊を派遣する大義名分ができたとほくそ笑んでいる連中もいるとか、まことしやかに言われてたりもする。いつ自衛隊を派遣するのかと国内が騒動になっている最中、12月中旬になってフセイン元大統領が生きたまま拘束されるという大きなニュースが飛び込んできて今年のニュースはこれで全て吹っ飛んでしまった観がある。それにしてもマスコミの「生け捕り」という言葉はちょっと強烈だった。
フセイン元大統領拘束によって、イラク戦争が全て終わったわけではないだろう。来年はどのような形で世界中に悪影響を与えていくのか、この時代に生きている者としてしっかり見つめていきたいと思う。


北朝鮮

昨年9月にいきなり北朝鮮から帰国した拉致被害者の5人。北朝鮮に残してきた子供を始めとする家族とも再会できず今年も終えようとしている。いいのか?それで・・・。
いつも言ってきたことだが、子供に会えないというだけでも大きな悲しみなのに北朝鮮に残してきたままでなぜ平気なのだろう。もちろん、平気なはずはないだろう。しかし、なぜ何も進展しない現状に甘んじているのだろう。何か共通の脅迫にでもあっているのではないかと勘ぐりたくなってしまうほど不思議なことである。

北朝鮮側にしてみれば日朝平壌宣言で日本人拉致の事実を認めた。外交的に言えば、このシーンは謝罪を受けたこととなり北朝鮮側の言い分である「それは、もう済んだこと」とされてもある意味仕方がないと言えるだろう。北朝鮮は終止符として拉致を認めた。一方、日本は出発点としてそれを受け止めた。このあたりに日本政府の外交センスのなさを感じてしまう。それにしても、直前に外務大臣を外された田中真紀子という人の強運は恐るべしではないだろうか。

イラク戦争もフセイン元大統領拘束で大きな変化が来年あるだろう。アメリカは次はどこをターゲットにするのだろうか。日本はアメリカのご機嫌をどのようにとりながら朝鮮半島と向かい合っていくのだろう。
北朝鮮拉致被害者5人は、今後も大きな歴史の波の中で揺られていくことになるのだろう。何とも気の毒な人たちである。


インドへの道は遠し

昨年4月に予定していたインド旅行は出発直前(2日前)に病気のため中止となってしまった。そのリベンジ?をずっと考えているのだが、ついに今年も実現することはできなかった。本当は12月に行こうかと考えていたのだが、家内の仕事の都合やその他の事情も重なって早々と先送りにした。
インドを特別視しているわけではないが、どうも縁がないのだろうか?などと思ってしまうほどことごとく予定が立たない訪問地である。できれば、あまり年老いてからではなく訪問したいのだが・・・。はたして来年は実現しているのだろうか。


香港旅行

2月に香港に行ってきた。中国に返還されてから初めての香港は特に刺激もなく、どちらかというと香港独特の猥雑さもなくなっていて元気がないような印象を受けた。悪い意味で中国化してしまったということだろうか。
香港から中国の入口である深センにまで足を運んだが、入国の時点でもう来たことを後悔してしまうほど入国管理間官態度は悪かった。パスポート返却の際など投げすてて返してくるほどだった。日本国内での中国人犯罪の増加も考えるとどうしても好かん国である。
ちなみに帰国して2週間ほどしてSARSが流行したのでかなり慌てた。


日本犬雑誌『Shi-Ba』に出してもらった

辰巳出版から発売されている日本犬雑誌に『Shi-Ba』というのがある。奇数月の29日に発売されているもので愛犬マニア、それも日本犬マニア中では有名な雑誌だ。その雑誌の2004年1月号(11月29日発売)に愛犬の大福だけではなく私たち夫婦もちゃっかり載せてもらった(My Dog!My Style!というコーナー他)。
同じ出版社が発売している『コーギー・スタイル』というウェルシュ・コーギーの専門雑誌がある。こちらのほうでライターをされている方がいて以前、『Shi-Ba』に出してほしいなぁとおねだりしたことがあった。このことが今回の掲載に関係あるのかどうかは分からないが、10月の中旬に我が家にまで来てもらって取材をしてもらった。家の中や町内の散歩、そして近所にある海岸での遊びのシーンなどたくさん写真を撮ってもらった。取材は数時間で終わったが、バカ親飼い主としては大福と一緒に載せてもらえてとてもいい記念になった。

ちなみに、我が家の愛犬、柴犬・大福は撮影時に大人しくできたのが幸いしたのだろう。その後も撮影依頼をもらっている。デヘヘ。


大福がもたらす交友の輪

去年、愛犬・福がジステンパーで亡くなった後にやって来てくれた大福。この大福が我が家に与えた影響はとてつもなく大きい。まず、旅行に行かなくなった。家内の実家で預かってもらえるとしても、やはり離れ離れにしておくことに戸惑いを感じてしまう。先にあげた香港旅行の時は、実家の父がネット上に大福の様子をアップしてくれたので、香港からインターネット経由で大福の様子を見ることができた。

最も大きな変化は実社会での交友関係が変わったことだ。ウチは子供もいないので町内はもちろん、マンション内の人と交流しなくても生活に影響することはない。むしろ、今までは積極的に交流することを避けてきたほうかもしれない。
それが、大福の散歩をきっかけに愛犬仲間の方たちと交流を持つことができるようになった。今までは考えられないことで、犬抜きで一緒に食事に出かけたり、お互いの家を行き来するほど生活に変化を与えてくれた。このことは我が家にとってとても新鮮な出来事である。


文化レベルは更に低下

昨年同ページで、本を読まなくなったり映画を見なくなってしまったことで、文化レベルが著しく低下したと嘆いた。今年はといえば、良くてそれと同じ程度、ややもするともっと低下しているかもしれない。特に、本を読まなくなったことは大問題だ。ネット仲間のMorris.さんの読書量を見ていると悲しくなるほど自分では読んでいない。
そんな中でも面白かった映画は『あずみ』『KILL BILL vol.1』の2本。


理解不能な事件多しの今年

政治など国がらみ国レベルの事件以外の日常生活内で起きた事件も最近は多様化していて、え〜っと声をあげてしまうものが多くなっている。
今年は「ネット心中」なんて言葉もよく耳にした。面識ない者同士がインターネットで知り合い、自殺という共通項を共有して一緒に死ぬという事件が上半期だけでも14件もあったそうだ。数年前では考えられない事件だったはずだ。
「オレオレ詐欺」、高齢者に孫や息子を装って電話をしてお金を振り込ませるという何とも安易な手口なのにかなりのお年寄りが騙された。東京都内だけでも3月から8月にかけての被害件数は600件以上、被害総額は3億6000万円を超えるらしい。信じがたい話だ。
「パナウェーブ研究所」の白装束集団も今年だった。なんか薄ぺらい感じの集団であった。「スーフリ」、これも時代錯誤はなはだしくバブリンな感じの事件だった。早大だけでなく東大などにも飛び火、はたまた大手会社の社員にも捜査の手は伸びそうで今でもドキドキしている社員もいるらしい。
その他にもいろいろな社会事件が起きたが、被害者も加害者も低年齢化していることと事件そのものが残酷になってきているのが何とも気になるところだ。


今年の愚サイト

相変わらずデザインは変更ナシだった。1998年8月に開設したので今年は6年目に突入したことになる。総ページ数も400を超えてしまった。相変わらず『韓国芸能美人』という韓国の女優さんのページへのアクセス数が一番多い。これはNHK-BS2で放送された韓国ドラマ『冬のソナタ』に始まる俄か?韓国ドラマ・ブームの影響だと思う。
別館として昨年スタートした『福と大福の間』。こちらは本館へのアクセス数を上回ってどちらが本館なのか分からないという嬉しい?誤算になってしまっている。

1ヶ月の総アクセス数は、昨年の平均50,000強を軽く上回っておおよそ65,000ぐらいになっている。これはあくまでも検索エンジンから直接訪れてくれるのがほとんどでTOPページへのアクセス数は約2,000/月ぐらい(ちなみに福と大福の間は2,500/月ぐらい)。どこのリンク先から一番アクセス数が多いかというと、これは全く知らないところでこちらからだ。ずっと下のほうにスクロールしていくと「ファン死ね」という件がある。これが愚サイト『韓国芸能美人』のファン シネに飛べるようになっていたりする。ネットの面白いを通り越してちょっと恐い面を見るような気がしてしまう。

あくまでもサイト全体を「自分の日記」として考えているつもりなのに多くの方が見てくれていると思うと当然励みになる。来年以降も肩肘張らずマイペースかつ丁寧に運営して行きたいと思う。


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