クリエイティブな仕事をさせてください 2000.3.14記

そんなに大きくないコンベンションの事務局の仕事の最中に、事務局で管制塔的な事務処理をしてもらっている26才の女性に時間をとって欲しいと声をかけられたので、その場で会議室で話を聞くことにした。
その場ですぐ、時間をとったので彼女にしてみれば驚いたようで「相談してよかった」というようなことを言っていた。
話というのは、彼女の仕事に関する申し出であった。
コンベンションの事務局は、コンベンション実施前は外部業者さんとの打ち合わせがほとんどで事務局員のほとんどは、事務局にいることが少ない。彼女には、各事務局員の動向と、進行の確認などの把握という作業をやってもらっていたのだが、彼女にはその仕事内容が、不満のようであった。

彼女曰く、「自分も外に出て、他の人の様にもっとクリエイティブな仕事をさせて欲しい。」とのことだった。
この後、私からいくつか質問などをしてみたが、彼女の答えを要約してみると、
彼女にとって、クリエイティブな仕事というのは、内勤ではないということ。
仕事のできる女というのは、男まさりに仕事をすることらしい。女性だから事務局で内勤を命じられるのは納得できないとのこと。(女性差別という言葉も出てきた)
そんなことで、1時間ばかり話をしていたのだが、私が彼女に話したことは、
事務局内の仕事の中身を作業しやすくするのもクリエイティブなのではないか。
仕事のできる女の人というのは、男まさりに仕事をすることではなく、女にしかできない仕事のやり方を導入することではないのか。
などということであった。
一応、納得したようなしないような感じであったが、ありがとうございました。という彼女からの言葉で、この件についての話は終えた。

最後に、なぜ私に相談してきたのか。ということを尋ねると、私の仕事ぶりを見ていると、女性の気持ちを理解していて、優しいからとのこと。
しかし、残念ながら彼女は大きな勘違いをしているようだ。
たしかに私は、いっけん女性に優しそうではあるのだが、こと仕事に関していえば「男尊女卑」なので女性に優しいのであって、けっして男女平等で女性の仕事に対する意識を理解しているわけではない。

中途半端の優しさはおおいに誤解を生むし、なにより「クリエイティブな仕事」、厄介な言葉であると再認識した。


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