ちょっと自己嫌悪 2000.9.6記

車の接触事故をもらった。圧倒的にこちらに非はなく先方(60才代の会社社長)も自分の過失を100%認めるぐらいだった。保険を適用して対処したいとのことだったので「警察を呼んだほうが良いのでは」と言うと、どうしても結婚式に出なくてはならないので、すべて責任を持って対処するのでこの場は行かせて欲しいという。私が加入している保険会社に電話をして、その場の処理を指示してもらい、仕方がないので先方が言うように、その場でのやりとりは諦めて後日の先方の連絡を待つことにした。

家に帰ってから考えたことは、先方が時間を経過したことにより考え方が変わったり、知人などに入れ知恵されたりしたら面倒だなぁということだった。
その場合、どうしようかといろいろ考えた。考えたことは先方がごねた時の報復手段だった。自分の性格から考えるに万が一、先方がこちらの期待を裏切るような態度に出た時に自分が起こすだろう方法を考えると「お願いだからちゃんと処理してくれ」と祈らざるえないほどだった。

約束の日、先方に連絡をとると保険会社との話し合いも先方の保険会社のみを使っての修理ということになった。10:0の判断がありえないとまで言われている保険の世界で100%先方が負担するということで話は約束どおり落着した。
いったい自分が考えていた陳腐な世界は何だったのだろう。ひどく恥ずかしく思えた。

私は仕事がら危機管理面においては神経質になるぐらいいろいろなケースを考えることが多い。分かりやすい例だと、イベント実施中に観客などに怪我人が出た場合、もしくは死者が出た場合。イベント中に完全停電になった場合。災害等で事前にイベントを順延、中止する場合・・・などなどあらゆる悪い状況が起きた場合の処理の仕方を想定して自分の引出しの中にしまってある。だから実際にアクシデントが起きても慌てることなく対処できる準備はしてあるわけだ。幸い今まで一度たりともその引出しの中を使うような事件は起きたことはないのだが。

イベントのケースと今回の車の事故とは違うのだろうが、どうも悪いことばかりを想定して考えている結果が、今回のようなお寂しい結果になるのだろうか。
何とも自己嫌悪である。


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