お粗末な話 2001.1.28記

2002年ワールドカップの表記について日本、韓国で騒ぎになっているようだ。FIFAの正式表記は「KOREA-JAPAN」なのだが日本は国内表記に関しては「日本・韓国」で通すということらしい。
これに関して韓国から相当クレームがきているし、インターネットののフォーラムみたいなところで両国の書き込みがエスカレートしてついには閉鎖にまでなったらしい。
私は何でもかんでも韓国の味方をするほどの韓国マニアではないが、これは日本が間違っている。こんなことは2002年の共催が決まった段階で予想できた問題点あり、韓国側は当然のこととしていただろうし、日本は多分、チケット発売の間際にササッと解決して逃げ切ろうという魂胆だったと思う。その姿勢が昨年のチケット発売直前での延期にも出てしまうのだろう。
どうも日本という国は先進国なのか後進国なのか分からないことをたまにやってしまう。個人的には著作権の整備ができていない国は文化後進国というイメージを持っている。従ってアジア諸国は私の中では文化後進国が多いということになる。そんな中で日本は一部の人たちが必死に文化先進国を目指して努力してきた。そういう努力を国の中枢をになっている人たちが壊そうとしているのは嘆かわしい。
もっと言わせてもらえば、スポーツ関係団体の人の考え方が時代錯誤なはだしいのかもしれない。悪い言葉で言えば、引退スポーツ選手で組織されている連盟関係ではどうしようもないのかもしれない。スポーツするのに忙しくてさほど勉強もしていなかったのではないか。と勘ぐってしまうほどスポーツ団体(連盟)での珍事を多く見かけるような気がする。

日本の国民的スポーツであるプロ野球。今の時期はまだ契約更改の話も出ているが、選手と会社間は本人と直接交渉が原則で代理人の交渉同席を認めていないところがほとんどだ。これもまたナンセンスな話である。高校卒業してすぐプロ野球入りする選手が多い。彼らは勉強などすることもなく野球をやっていた人がほとんどだと思う。社会人無知なことは数々の事件、スキャンダルで証明済みだ。そんな彼らを本来守ってあげるのが会社であろうに、代理人の同席を認めないとは会社の不利益になるような交渉(入れ知恵)は受け入れないということと同じだ。
この代理人はほとんどが弁護士がやっているようだが、海外ではエージェントという職業になる。2年ほど前にトム・クルーズが主演した「エージェント(原題はジェリー・マクグァイヤー)」という映画で主役の職業になってしまうほどの認知されている職業だ。残念ながら日本では決してメジャーになれない職業の一つだ。日本人のプロ野球選手がアメリカのメジャーリーグに入団する時にたまに名前を見るダン野村も大方の見かたとしては「胡散臭い人」といイメージで見られているようだ。本来、エージェントは選手など依頼人のために好条件での契約(金銭はもちろん生活基盤全般において)を締結し、その代償として報酬をもらう。という全くまともな職業なのだが、日本という国はどうもこのての人間、職業を煙たがる傾向がある。もちろん、過去において相当胡散臭い人がいたというのも事実なのだが。

今日たまたまこれらの話題が朝刊に揃って載っていた。読んでみると日本という国はほんと先進国なのか後進国なのか分からなくなってしまう。あまりにも陳腐なことで大騒ぎしているので改めて驚いてしまうし、ガッカリもしてしまう。
私は2002年の共催が決まった時点から企画書などの表記には「韓日共催」と書いているので今ごろこんな低レベルなことで日本がモタモタしているのがとても不思議だ。フォーラムでの韓国の怒りはすざましいものらしい。中には戦時中に虐殺された韓国人の写真まで添付してくる者までいるようだ。
2002年ワールドカップ開催までこんな問題がもっとたくさん出てくることだろう。一緒になんかやらなきゃいいのに。というのが私の正直な気持ちである。


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