「海がめのスープ」知っていますか? 2000.3.27記

こんなゲームがあったのを知っていますか?

証言:
その男が一人でチャイニーズ・レストランにやってきたのは、ランチタイムが終了しようとしている午後2時近くだった。
男はメニューも見ずに「海がめのスープ」を注文した。従業員は料理ができる間、その男に注意をはらっていたが、男は微動だにせず、ただ料理を待っているようだった。
やがて男が注文した「海がめのスープ」が出来上がり、男のテーブルへと運ばれた。男はそのスープをしばし眺めていたが、やがてひとくち目をクチに入れた。
スープを口にした瞬間、男の表情が変わる。そしてまた、ひとクチ、ふたクチとスープを飲む。みクチ目を口にした後、男は従業員を呼んで声をかけた。
「これは、海がめのスープですか?」と質問をする。従業員は「はい、お客様、こちらが当店の自慢の一つでございます、海がめのスープですが・・・」と答える。
男は「そうですか・・・」と呆然としていた。と、思いきや急に立ち上がり、料金を支払い、店を出て行った。男の顔色は心なしか青かったようだった。

以上が、男がそのレストランを出た後、近くのビルの屋上から投身自殺した後、警察が聞き込みをしたレストラン従業員の証言の一部である。
結局、事件性はないものとされ、男の死は自殺と判断されたのだが、最後までこの男がなぜ、自殺に及んだのかという理由はは解明されなかった。


そこで、なぜその男が自殺したのかという理由を解明するゲームが流行ったのを知っていますか?

ゲームは謎解き組がマスターに質問し、マスターは「YES」「NO」を基本とし、「それは関係ない」とか「いい質問ですね」などの言葉で回答していきます。複数の質問者は、自分以外の質問やその回答を聞きながら、謎解きをし、更なる質問していきます。

以下は、序盤の回答例です。(マスターは、M)
 A:その男は、初めて「海がめのスープ」を飲んだのではないんですね?
 M:はい。いい質問です。
 B:ビルから飛び降りたといいますが、ビルから、というのは関係ありますか?
 M:いいえ、関係ありません。
 A:以前、飲んだスープと味が違っていたんですね?
 M:はい、そのとおりです!
 C:以前、どこで飲んだかは関係ありますか?
 M:おおいに、関係あります。

てな感じで進んでいきます。そして、ある真実(自殺した理由)に到達するわけですが、インターネットなどなかった時代、深夜のラジオ番組でハガキや電話、クチコミでこのゲームが流行しました。
インターネットが当たり前の今の時代に、このゲームがあったら、昔とは全然違った展開になるのだろうなぁ、と考えてしまいました。

で、その続きがどういうものか興味のある方はこちらからどうぞ。


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