スピード違反・24km/hオーバー 2003.9.9記

家の近所にいかにもスピード出してくださいと言わんばかりの海岸通りがある。昔は「ナンパ橋」なんていう名称までできて車好きの若者達が今でも夜な夜な走りまくっている通りだ。
その海岸線を我が家の愛犬・大福を乗せて運転していたらバックミラーに白バイの姿が。カーオーディオのボリュームを小さくしたら「その先を左折して停まりなさい」みたいなことを言っている。ちょうど帰るためには左折する個所なので曲がって停めた。

白バイ隊員が降りてきたので窓を開けて応対。「ちょっとスピード出ていましたね、何キロで走っていたか分かりますか?」なんてやけに丁寧な口調だ。聞けば制限速度50km/hのところを24キロオーバーの74km/hで走っていたそうだ。白バイにはスピードガンみたいなのが付いているのを見せてもらって初めて知った。ノラリクラリと世間話のような話をしていたが、どうも許してはもらえそうもないので確認したらやっぱりダメとのこと。理由はスピードガン使用の結果報告を作らねばならないので青切符を切るとのことだった。こうなっては暑いところで立ち話していても仕方ない。車の中の愛犬・大福が熱中症を起こしては心配なので家の前までついて来てもらうことにした。

家の前で白バイ隊員を待たせて家に大福を連れて行った。この時点でこの白バイ隊員は大きなミスを一つ犯している。停められてから家に入るまで一度も免許証の提示を求められなかった。もしも免許証不携帯であれば家に戻って所持することもできたわけだ。
家に戻ってまず思ったことはこのまま出ていくのやめようかなということだった。しかし、そうもいかないのでノコノコと出て行った。
ここで腹をくくってひと言。「今日の件はサインしないので」と。
すると白バイ隊員は「いいですよ、どうするつもりですか?」とまだ温厚な顔で応対してくれている。「呼び出し来れば出頭するので」と応対。
それに続いて、昔のある違反騒動の話を披露した。
それは・・・。

2000年の秋、東京都中央区月島で一時停止違反で捕まったことがある。細い路地で時速10km/hぐらいでしか走れない個所での摘発だった。こんなケースはほぼ注意で終わるはずなので警察官の言いなりにヘラヘラ対応していたが、青切符にいろいろ書き始めるではないか。それで「違反切符切るんですか?」と尋ねたところ「もちろん」と言い出すので「じゃぁ、さっきはキッチリ一時停止しました」とゴネ始めた。その後管轄交番で調書を取られ帰宅した。後で月島署に出頭してもらうが面倒なことになるよと釘を刺される。
指定の日に月島署に出頭。異議の申し立てをする気持ちに変わりはないかと打診されたので、ないと答える。千葉の裁判所から出頭命令が来るのでそちらで解決してくれとのことだった。
そしてその後、待てども(待ってはいなかったけど)出頭命令は来なかったので、これは上手いこと逃げ切ったかなとほくそえんでいた。
そして、去年の免許書き換えの時、事前に来た案内書を見た時、とんでもない事実を知った。なんと、その時の一時停違反分の2点が減点されていてゴールド免許を取得できなかったのだ。
すぐに検察庁に確認をとって事情説明に行ったら、調べて連絡するとのことだった。以来、1年以上経過するが何の音沙汰もないままである。
反則切符も切られず、反則金納付書も発行されていないのに、点数だけ減点されたわけだ。

こんなことがあったので、この件がクリアされていないので今回のスピード違反についてはサインする意思はない。先の件がクリアなってから順番に対応するので今回の違反についても相当時間がかかると思うと白バイ隊員に伝えた。ついでに意見を求めると「これは警察の怠慢だと思います」とのこと。「そういう話であれば今回は切符は切りません。その代わり警告とさせてもらいます、いいですか?」とのこと。
結局、警告だけでスピード違反の事実は抹消されてしまった。個人的には反則金1万5000円と点数2点を失わずにすんだので大万歳なのだが、何だかなぁという気持ちもなくはない。
スピードガンを使用した報告書は何も切符を切らずとも警告書でもすんだわけである。要は白バイ隊員の腹一つであったということだろう。
何ともパッとしない落としどころである。

今回の教訓としては、
1.嫌いな警察官であっても喧嘩腰で話さない。
2.切符を切られる前に交渉をする。
というところだろうか。切符は公文書扱いだから書き始めてしまうと抹消することができないようだ。


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